【10話まで】悪役の完璧なエンディングプランあらすじ感想(ネタバレ含む)

『悪役の完璧なエンディングプラン』という漫画がピッコマで連載開始されました! よくある転生ものですがつい読んでしまい、最近気になる存在の1つです(笑) 主な登場人物やあらすじ(ネタバレあり!)、実際に読んだ感想をまとめてみました! ※話数は大まかな部分もあるので参考程度にご覧ください。

[主な登場人物]主人公・妹・兄・父・大公家王子1・2

・主人公マルシア・ブリック ブリック家の長女。金髪にエメラルドグリーンの瞳。元々の性格は周囲に不満を当たり散らす性格。母親が妖精だったため、特殊能力で負の心の声が聞こえ、地下室に一番遠いところに部屋がある。転生してしばらくは元々のマルシアと混在している状態で、二重人格のように言動がちぐはぐしていましたが、やがて車の事故で転生した方に同化しました。

・妹ラリサ・ブリック ブリック家の次女。銀髪にエメラルドグリーンの瞳。ラリサを産んですぐ母親が亡くなった。涙が最高級のダイヤモンドに変わる特殊能力。そのせいで地下室に閉じ込められ、虐待を受けて声が出せずにいる。主人公の転生前の童話の中の主人公。

・兄ヴィレンヌ・ブリック ブリック家の長男。金髪に水色の瞳。賭博と酒好きで妹ラリサの涙の宝石で金を得ている。酒をいくら飲んでもすぐに解毒される特殊能力。マルシアとそりが合わず、お互いに敵対視している。

・父イゴール・ブリック ノーストランドにあるブリック家当主。金髪に主人公マルシアや兄にはやさしい態度だが、妹ラリサの涙の宝石で金を得ているため、虐待が最もひどい。得たお金で事業を起こすも失敗続き。

・大公家王子1パビアン・ローラン 大公家長男の息子。黒髪に赤い瞳。母親が魔女だったため、親せき(大公の長女家族や次男家族)との仲が悪く、自分が大公を継ぐことを邪魔されている。

・大公家王子2リシャル・ローラン 大公家次男の息子。黒髪に青い瞳。パビアンを大公家と認めておらず。大公の座はいずれ自分が継ぐものと考えている。

とりあえずお兄さんとお父さんの性格がひどくて・・・

[あらすじと感想]負の心の声のみ聞こえる転生主人公

設定や転生はじめ、今後の計画(1~3話)

姉が運転する車に小学生の姪と後部座席に乗っていた主人公ですが、事故で死亡し、姪が好きだった童話の登場人物、ブリック家の悪役令嬢マルシアに転生します(元のマルシアも同時刻に馬車で事故にあっているため魂が1つになったらしい)。 マルシアの妹ラリサが童話の主人公で、王子に一目惚れをされ、マルシアを含め家族は断罪される話なので。 母親が妖精だったため、マルシアの兄弟姉妹は特殊能力の持ち主でした。マルシアは怒りや痛み、悲しみなど負の心のみ聞こえる能力のため、自分への悪口や虐待されている妹の声が聞こえ続けているせいで元のマルシアは性格がとてもゆがんでしまっていました。

悪口とかずっと聞こえてたら確かにぐれてしまうよね… 小さいころから聞こえてたのかなあ…

家族は、父(失敗続きの事業家)、母(妹出産後に死亡)、兄(賭け事好き)、マルシア(父兄のせいで婚約破棄)、妹ラリサがいましたが、妹は涙が宝石に変わる能力を持っていたため、地下室に閉じ込められ、虐待などで無理やり泣かされていました(元のマルシアも直接は行かなかったですが乳母に頼んでいました…)。 転生後のマルシアは、自分の運命を変えるため、また、あと数年は虐待を受けるであろう妹を救うため、童話の中で救ってくれていた王子のところへ逃げようと思いたちます。

王子の調査、ラリサへ逃亡提案(4話)の感想

転生前の童話の中の王子が誰なのかを調べ、人名録でパビアンの名前を見つけました。クッキーをハンカチにつつんで持っていき、もし一緒に逃げる気持ちがあるなら夜明けまでにかばんの中に入っているように言っていたのだけれど、そのかばんがめちゃくちゃ小さくて、せまそうで驚きました

クッキーをもぐもぐするラリサがかわいい!!! そしてラリサ小さくてかわいい!!!

作戦決行!(5話)の感想

作戦決行の朝早く、ドレスが台無しだと発狂して洋装店へ向かい、使用人を帰し、洋装店の店員に内密に馬車を呼ぶように頼みます。身分が隠せる服に着替え、馬車を3回乗り継ぎ、大公の領地の森に到着すると、妹ラリサをカバンの中から出してあげていました。中に入っていたのもわからなかったので一緒に出てこれたのだなあと、ひと安心。

乗り継ぎは馬車の乗り心地も悪そうで大変そうだったけど、とりあえず順調に抜け出せてる!よかった!

大公家はまだ汽車に乗らないとつかないので町に向かい、とりあえずお店に入って料理を頼みました。妹ラリサにこれから大公家に行くことを話していると視線を感じ、隣を見ると、服は質素で破れているけどイケメンの男がおり、連れの男と食事をしていましたが、ほんとにイケメン。でも少しあやしげ

レストランでの出来事(6話)の感想

しかし負の心の声が聞こえてきて、怪しんでいるとそれは父イゴールの声とわかり、とっさにテーブルの下に隠れたところはドキドキしました。 父イゴールは2人組の男に近づき、2人を探していて、妹の方は弱くて薬を飲まないと死んでしまうと嘘を言いましたが、男たちは事情を察してか知らないと言ってくれたところがすごくありがたい!また、運悪く頼んでいた料理が来てしまいましたが、店員も男たちの料理だとごまかしてくれて、難を逃れることができました。みんなやさしい…。ただ、男は「助けたのは食事を落ち着いて食べたかったから」という理由だったらしく、マルシアはあまりイケメン男にいい印象をもちませんでしたでも助かったのだから私ならありがたいと思うけどなあ。あと、ツンデレなのかもとも思ってしまうかも(笑)

ここまで早く見つかりそうになるなんて、少し心配・・・

ボンネットやバンダナで髪を隠して目立たないようにさせ、町の中でも出くわさないように心の声を注意して聞きながら汽車の駅へ歩くことにしていました。こういう時は負の心の声でも聞こえるのは便利ですね…!

恩返し(7話)の感想

誰かを殺さなきゃという心の声が聞こえてきて見逃せないと感じたマルシアは、ある少年がレストランで会ったイケメン男たちを狙っていることに気づきました。イケメン男たちは自動車の近くで話をしており、マルシアは少年に声をかけ、お金を渡しました。少年は片手で受け取り、両手を出すようにマルシアが指摘して、ナイフを隠し持っていることをイケメン男たちに気づかせたというのを見たとき、私もものをもらうときは片手で受け取らないようにしなければと思いました(笑)

心の声で少年も悪い人に使われていた身だとわかり、あなたを助けると言っていたけど、この時はすぐにその場を離れました。この伏線は回収されるのかなあ?
駅に着きましたが、明日の夕方くらいの出発の切符しかなかったのでひやっとしましたが、先ほど助けたイケメン男たちが、お礼に一緒に乗りませんか、と誘ってくれます。怪しみましたが一刻もこの町を離れないといけないので厚意に甘えることにしました。父親から逃げる方が大事だからとりあえずはラッキー?
とりあえず追手から逃れることはできそう! というか一等車で同じ方向って、もしかして…?

列車内の会話、そして大公邸へ(8話)の感想

列車では妹ラリサは外の景色にくぎ付け、マルシアとイケメン男たちは自己紹介をし、自動車について話をしていました。マルシアは「自動車」という言葉を使いましたが、まだ名づけられていないものだったらしく、不思議そうな目でみられたので、推測したのだとごまかしました。ちょっと無理ありますよね(笑) 服が汚れていたのも事故のせいで、まだブレーキ装置もなく投資をするのも気が進まないようでした。前世を知っているマルシアは絶対投資を続けるように助言しますがこれも怪しまれる言動だよなあと思います

この世界は19世紀くらいのイギリスっぽさがあるけどどうなんだろう?

マルシアに興味をもったイケメン男(アルノー)は、なぜ大公家に行こうとしているのか尋ねます。レストランでの話を盗み聞きしたのかとマルシアはむっとしましたが、正直に将来ラリサが大公殿下の運命の相手で婚約者になるのだと話し、聞いたイケメン男は吹き出して笑い、もう一人の男(フォー)は焦ったようにマルシアに相槌をうちつつイケメン男アルノーの様子をみていました。そんなになんて、やっぱりもしかして!

汽車の中の会話はマルシアの先を見通すような発言が多くて男たちに怪しまれている感じが満載!

妹を気遣うところや、本気で妹は大公殿下によって救われると思っているマルシアを見てイケメン男アルノーは、大公家に入る手助けをする、と言い出します。 最初は冗談だと思っていましたが、駅に着くと大公家の馬車が用意されており、大公家所有の狩猟場を抜けると大豪邸がみえ、そして降りると使用人がずらっと並び、イケメン男アルノーが出迎えられていますこの場面はお城もきれいで壮大な感じがしました。アルノーが大公殿下だったのかとマルシアは今までの発言を思い返し、婚約者の話も聞かれてしまったのがとても恥ずかしく思いました。現実でも告白的な言葉を本人に聞かれてたらやばいですよね(笑)連れの男フォーにアルノーが大公なのかを聞くと、フォーは「大公ではないがすぐにわかる」といい、執務室に案内しました。あれ、大公ではなかったのかあと思いましたが、たぶん血縁なのかなあという感じがしますよね。

大公とご対面!(9話)の感想

待っている間茶菓子をラリサに食べさせると今までのラリサの境遇を思い返しました。涙が宝石に変わる特性は、妖精であった母の血を一番濃く受け継いでいる証拠でした。ついに大公が姿を現しましたが、なんと80歳を超える車いすに乗ったおじいさんで、これにはびっくり!そんなに長寿というのもだけど、爵位を譲ることもまだなかったのかと、ちょっと家の問題がありそうな雰囲気はしました。

80代にしてはとてもイケメンでしたが、 ラリサの結婚相手にはちょっと…

念のため「パビアン・ローラン」大公殿下か聞くと、パビアンはまだ大公ではない、自分は祖父だと話しました。そしてパビアンを呼んでくれて対面すると、先ほどアルノーと名乗ったイケメン男だったのです。やっぱり!アルノーは個人的な事業で幼名を使っており、この人が調べていた王子であることがわかりました。パビアン(アルノー)の両親は亡くなっており、パビアンが跡を継いでいるものとマルシアは思っていたので、祖父が生きていると知らずにいました。もう少し調べればいいのにそこ知らなかったのかい、とは思ったけど、急いでいたからかな…パビアンに用があるとわかった現大公はパビアンと話ができるようにしてくれました。性格もイケメンでやさしいおじいさん!知らない人たちが大公家に行くと聞いたからパビアンの名前をごまかしたとはいえ、少し腹がたっていたマルシアはここは童話の中だと自分に言い聞かせました。まあ、名前ごまかすくらいはしょうがないと思うし、そこは腹を立てるべきじゃないと思うけどな。ラリサを王子とくっつけようと、結婚したくならないか聞きますが二人とも恋に落ちる様子はありません。むしろパビアンは幼い子をおじいさんに嫁がせるつもりなのかと否定的な声が聞こえてきたところも。ちょっとした勘違いがマイナスイメージをもたらしてしまうとは… 時期が早かったせいかと思い、恋に落ちる予定の時(約3年後)まで面倒を見ながら過ごそうと考えたマルシアはこれからどこに行こうか悩んでいると、パビアンはマルシアが足を怪我していることに気づき、療養のため大公邸で数日休むように提案してくれました。パビアン、なんだかんだやさしいのよね。

大公家に滞在できるなんて、パビアンと近づく予感!

大公邸で滞在(10話)

追ってきた人(マルシアの父親)が嘘をついていることにも気づいていたパビアンは追跡が緩んだら出ていくように言いました。同時に姉は頭がおかしいようだというパビアンの心の声も聞こえ、ショックを受けたマルシアですが、こちらからしたら野宿にならずに済んだのだから本当に良かったと思います。 ラリサを寝かせていると大公殿下が危篤だということで騒がしくなりました。老いていたとはいえ、突然倒れるほどではなかったはずで、パビアンは親戚たちを疑います。イケメンおじいさんなくなるの早すぎない?とは思いましたが、話の展開的にしょうがないのかな…。ちょうど危篤の話を聞いたパビアンの父の兄弟である叔父ドミニク伯爵家族と、叔母バレリー侯爵夫人(とその娘)が屋敷に現れました。いかにも悪者っぽいかんじで少しかわいくない(笑)遺産や爵位を気にしてのことで、早くも遺言の内容を見て、パビアンを追い出そうという話をしていました。急に来てとても不謹慎!そんなパビアンの父の兄弟に、最近大公によって遺言が書きかえられたことを告げると激怒していました。夫人の娘の態度もパビアンに気があるのか、けなしたいのかよくわからない態度だったのが気になりました

病人のいる部屋でそんな話を大声でするなんて非常識極まりない。 大公がふびんだ。

親戚の騒動があった間、マルシアが大量の外傷薬と包帯を要求したことをフォータス(フォー)がパビアンに告げると、追われていたことと関係があるのか考えました。この報告みると、やっぱりマルシアの信用はないのかなとは思いますね。マルシアを調査するためそばに置くこととしたが、大公が誰かも知らなかったため、大公の危篤状態の件については関わりがないだろうと推測していました。この部分のパビアン、なかなか賢い人に見える!フォータス(フォー)と話をしていると、叔父の息子リシャルが近づいてきました。

リシャルとパビアンがめちゃ似てる!もしかして…

10話まで通しての感想

童話の主人公だけあってラリサがかわいく描かれているのはよくありますが、マルシアと敵対するのではなく、めでるところが平和でいいなあと思いました。周りの人間が性格が曲がっている人が多くて主人公たちが輝いて見えるのかもしれません(笑) あと、少年のくだりの伏線が回収されるのか、とても気になりました。もしかして小説ではもう助けられていたりするのでしょうか・・・? 最後にリシャルが出てきましたが、これからどう物語に入ってくるのか楽しみです!

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